近永駅の発売範囲縮小

どうも、安讃です。

 

今回は近永駅で発売されるきっぷについてです。

 

近永駅の出札窓口

近永駅は四国の予土線にある駅で、きっぷ鉄の方であればもはや説明不要なほど有名な駅だと思います。ここでは近年では珍しくなった補充券や常備券を日常的に発売していることから、きっぷ鉄の間で聖地とも呼ばれることもあります。自分も今治に実家がありそこそこ近い位置にあったため、時々近永まで足を運んできっぷを買っていました。

 

そんな近永駅ですが、昨年末にこんなお知らせが飛び込んで来ました。

近永駅でお買い求めいただける切符に関するお知らせ

https://jr-shikoku.co.jp/03_news/pdf/chikanaga-st_info.pdf

今までは全国のJR線の乗車券類を発売していましたが、2022年末をもってその取扱いを終了し、予土線周辺から四国内への乗車券類に限った発売になるとのことでした。

個人的には存続してくれるだけでもとてもありがたい話ですし、こういった近永駅のような簡易委託駅では近隣の乗車券類しか発売しないというのもよくあることなので、よく今まで全国のものを発売していたなあと思っていますが、発売範囲が縮小することであるものが入手できなくなることに気づき急遽年末年始の帰省のついでに近永に行くことにしました。

 

それがこちらです。

補充片道券で発売されました。この補片の特徴は、「神戸市内」、「予讃・備讃宇野・新幹線」のゴム印です。

近永駅にはいくつか補充券用の駅名のゴム印が備え付けられているのですが、予土線や四国内のものが中心で本州方面のものはあまりありませんでした。しかし何故か「神戸市内」は備え付けられているため、このゴム印は発売範囲が縮小すると押してもらえなくなるな…と思い着駅を神戸市内にした次第です。

また、「予讃・備讃宇野・新幹線」という経由のゴム印も発売範囲が縮小したことで役目を終えました。「備讃宇野」という表現はこの近永駅のゴム印ぐらいでしか見たことがありません。

 

着駅を神戸市内にしたことで、新神戸の特別下車印が押されました。これは新神戸で下車する際、本来なら特定都区市内発着の乗車券はそのエリア内で途中下車をすることはできませんが、神戸市内では新神戸と三ノ宮・元町・神戸・新長田間で新幹線と在来線に乗り継ぐ場合は乗り継ぐための途中出場ができます。

 

 

ちなみにこの発売縮小と同時に指定席の取り扱いも終了しました。同時に購入した特急券もどうぞ。

補片と料補で大好きな2000系に乗れて最高でした。

 

今回は近永駅についてでした。

閲覧ありがとうございました。