約20年越しにOH!くんの良さに気づいた件

どうも、安讃です。

 

今日の記事は少し方向性の違うもの(?)をお送りしていきます。

 

さて、皆さんは「小さい頃ハマったコンテンツ」というものはなにかあるでしょうか。筆者は2003年生まれで、幼少期を香川県高松市で過ごしましたが、その頃岡山・香川では前年の2002年にOHK岡山放送のマスコットキャラクターとして誕生した「OH!くん」が密かにブームとなっていました。

OHKまちなかスタジオミルン(イオンモール岡山5F)に鎮座するOH!くん

喜怒哀楽を全て「OH!」のひとことで表現し、視聴者と真剣に向き合うという決意を込めて橙色のまわしをしめている。愛くるしいけれどなんだか強そうな一面もあるキャラクターに子どもながら憧れていました。

OH!くんが登場した2002年頃はまだ「ゆるキャラ」の「ゆ」の字もないような状態でしたが、テレビの力を生かしたPRや様々なノベルティが作られたことでOHKの放送エリアである岡山・香川において絶大な人気を得ることになり、放送局のキャラクターという垣根を超えて岡山・香川の人々を楽しませている印象があります。OH!くんはいわば「ゆるキャラの先駆者」といっても過言ではないのかもしれません。

もちろん、筆者の家庭もこのブームに例外ではありませんでした。そもそも親視点でみるとOH!くんも子(筆者)も時期をほぼ同じくして生まれ親近感があったようで、絵本やOH!くんバスのトミカなど、様々なグッズが家にありました。

 

OH!くんを語る上でなんといっても外せないのが「OH!体操」でしょうか。

www.youtube.com

OHKのOH!体操~」のフレーズは岡山・香川の人であれば踊れるまではいかなくとも一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。

audiostock.jp

この「OH!体操」を契機にケダマと呼ばれるOHKOH!くん関連の楽曲を手掛ける音楽グループが誕生しているのですが、この楽曲が良曲揃いで個人的に推しています。2022年10月にサブスクが解禁され、各音楽配信サービスでもケダマの曲を聴くことができるようになりましたので、よければ。

 

youtu.be

先述した絵本の中では、筆者はこの「OH!くんのかくれが」という絵本が特に印象に残っており、瀬戸内海の島にOH!くんの隠れ家があるという設定で話が展開していくという瀬戸内らしい一冊になっています。筆者は小さい頃から地図を読むような異常男性(?)だったおかげで絵本はあまり読まなかったのですが、OH!くんの絵本だけは例外だったようで20年経った今でも物語の記憶が鮮明に残っているほどでした。

 

ここで紹介したものの他にも、「OH!くんのOH!きな世界」というアニメが制作されるなど、OH!くんの世界を形づくっているものは多数あります。

 

画像は特に関係…ありますね(?)

そして、題にもあるように「約20年越しにOH!くんの良さに気づいた」のは、大学生になって各地を旅行するようになりその中でローカルニュースやローカル番組を好んで視聴するようになったことで、故郷のOHKOH!くんのことを懐かしむようになったからでしょうか。20年の時を経て改めてコンテンツに触れてみると小さい頃の憧れとはまた違った良さが見えてきたというのもあります。加えて、先述したようにOH!くんと筆者は時期と故郷をほぼ同じくして生まれたため、OH!くんとともにこの20年を育ってきた親近感があるのかもしれません。

OH!くんはローカルテレビ局のキャラクターであることから、放送エリアである岡山・香川以外では全然知られていないのが少し勿体なく感じています。ケダマの曲を聴いて元気をもらいつつ、少しでも岡山・香川以外の方々にもOH!くんの良さを知っていただけるように広めることがOH!くんとともに育ってきた筆者自身からの恩返しになればと思っています。

 

本日は以上です。

閲覧ありがとOH!ございました。