どうも、安讃です。
今日は信楽高原鐵道の連絡乗車券についてです。
信楽高原鐵道信楽線は滋賀県の貴生川と信楽を結ぶおよそ14kmほどの路線で、もともとは国鉄の信楽線として開業し、1987年に第3セクター会社の信楽高原鐵道に移行しています。旅客会社線との連絡運輸は貴生川接続の信楽発着のみですが、草津線内と米原・大阪間、柘植・奈良間で実施されています。
しかし、ご存知の通り関西圏では今年3月末をもって一部を除く連絡乗車券の窓口発売を終了したほか、さらには信楽高原鐵道の公式Twitterからはこんな情報が発信されていました。
旅客会社線側だけでなく会社線側でも連絡乗車券の発売を終了するとのことでした。ただこのような動きは信楽高原鐵道に限らず、近畿日本鉄道、近江鉄道等の他の連絡会社線でも起こっていたので、おそらく関西圏全体で連絡乗車券を削減していこうという動きになったんだと思います。
ちなみに、信楽高原鐵道はICカードの利用エリア外となっています。そのため他とは違い連絡乗車券を購入する需要は一定数あるはずなのですが、他の連絡会社線と同じくして一律に発売を停止するのはこれ如何に…とも感じます。
前置きが長くなってしまいましたが、きっぷ収集をしていて特に連絡乗車券が大好きな自分にとっては、窓口発売が終了する前にとある印字を入手しておきたかったので、今回はるばる滋賀県に足を運び連絡乗車券を購入してきました。
草津線にはPOS駅がいくつかありますが、今回は甲西駅にて信楽までの連絡乗車券を購入しました。
経由印字は「草津線・貴生川・信楽鐵線」となっています。B-POS端末の連絡乗車券は通常、社線の経由印字は「○○鉄線」という表記になることが多いです(以前紹介した「京阪鉄線」などがそうです)。ただ、信楽高原鐵道の場合は社名が旧字体であることに合わせて「鐵」の字が使われています。記憶した限りではこの「鐵」の字がPOS券やマルス券に印字されるのはこれが唯一であったと思います。
この乗車券を使ってわざわざ信楽まで行ってきました。感想としてはやはり信楽焼やそれを題材にしたNHK連続テレビ小説「スカーレット」の宣伝が多かったです()
連絡乗車券の硬券は初めてでした。
貴生川から770円区間は京都が該当します。京都駅の改札で持ち帰りを申告すると「なんだこれ」という顔をしながらも、乗車記念印を押していただき持ち帰ることが出来ました。旅客会社線を硬券で乗るのもなかなか新鮮な体験です。
今回は以上です。
閲覧ありがとうございました。